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占いは好き、でも易(えき)って何?という人へ。易についてのお話2



とてもわかりやすい本があるので、ご紹介します。

黄小娥(こう しょうが)著「易入門」という本です。 謎の美人易者として有名な方で、黄小娥という名前も、月の中に棲む伝説の小さな女性と いう、意味だそうです。とても魅力的ですよね。

彼女の本には、こう書かれています。 「もしも、あなたが波の底に沈んだ時、もがけばもがくほど、くたくたになって、海の底に呑み  込まれてしまいます。こういうときには、一枚の板にでも身をまかせ、呼吸(いき)をととのえ 力をたくわえて待てば、こんどは大きな波に乗ることもできます。 「易」とは、そのつぎにやってくる波を、まえもって予知する術です。三千年前、中国の人々は 貴重な人生の体験をあつめて、人生の可能性を六十四のタイプに分けました。 それが易経です。当時の人々は、これを『さて、どうしたらよいか』と思案に暮れたときの道し るべとして、未来を占うよりどころとしました。つまり人々は『易経』にしたがって決断、行動し たのです」

易経とは、原文が難しい漢文で書かれています。この教えにしたがって占いをすることが 「易占い」なのです。昔は、中国の皇帝が天災地変、飢饉、戦乱などの災害から民衆をいかに 守るかということを最大の政策とし、天変地異を予言する術として発達したわけです。個人の 場合は、保身術となり、君主の場合は天下を治める政策を作り出す源泉だったといえるでしょう。

ところで「易」という字は、どこから生まれたのでしょうか。 易は中国が発祥になります。中国思想、東洋思想の「二元」からきています。二元というのは、 世の中には2つしかないという考えで、例えば、オスとメス、陰と陽など・・・。この2つの象徴から 1つの文字をつくりあげると「易」となったという説(日月説)。 もうひとつは、「易」という字がトカゲに見えませんか(トカゲ説)。西洋では、カメレオンもその一種。 場所によって変化しますが、物の変化をしめすのが一つの機能でもある「易」をトカゲに例えたの ではないでしょうか。もうひとつの説は、観測説です。「日」をあおいで、「なになにする勿れ」という ことから、「日」と「勿」との組み合わせといわれています。つまり、人間が朝空をあおいで、天気の 模様からその日の行動を判断、決断するということから生じた文字という説です。

いずれにしても「易」という文字は、また「やすい」とも読まれることから、人生の行路が安らかで あるように、また危険を避けて暮らしやすいように、という人間の念願をあらわしたものともいえます。

易占いは、実際どのように占うのでしょうか。 筮竹(ぜいちく)という五十本の細い竹の棒を使います。正式にはこれに一時間を要します。でも 一時間かけると占ってもらう方もそれだけで疲れてしまうので、現在では簡素化されたやり方で、 10分程度で占うやり方が一般的です。心の中で占いたいことを念じ、五十本の筮竹をじゃらじゃらと 混ぜて、左右の手に分けこれを2回やることによって8×8=64通りの結果が導き出されるのです。 そして、ここに暗示された未来を読んでいく。一見、偶然出た結果のようですが、その偶然の結果にも 深い意味がある、と考えるのが易です。

占いは好き、でも易(えき)って何?という人へ。易についてのお話2


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2010年02月23日|この記事をはてなにブックマークはてなにブックマークこの記事をTwitterに投稿する

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