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 2010年03月09日

 いちごからロボットまで!サンリオの多角経営に迫る

 ハローキティをこの世に送り出した株式会社サンリオが誕生したのは、1960年。それまで山梨県庁に勤務していた辻信太郎氏が上京し、株式会社山梨シルクセンターという会社を設立したのがサンリオのはじまり。彼は今も同社の社長だ。
 記念すべきオリジナルデザイン第1号「いちご」を開発したのは、1962年。ご存じ、サンリオの定期刊行物「いちご新聞」や、同紙での辻氏の連載「いちごの王様」などのタイトルはこれに由来するようだ。田園調布にあるサンリオ商品のショップは、なんといちごの形をしており、その名も「いちごのお家」。一度見たら絶対に忘れられない建物だ。

 自社で著作権を持つキャラクターのイラストがついた雑貨の開発と販売がサンリオの主な事業であり、「カワイイ」を生み出すキャラクタービジネスの先駆的な存在だった。しかし、実は同社は他にもいくつかのユニークな事業を手がけてきた。

 その1つが出版事業。定期刊行物としては、「いちご新聞」の他に、雑誌「詩とメルヘン」などを発行。1973年創刊の「詩とメルヘン」は、アンパンマンの生みの親やなせたかし氏が編集長を務めた異色の文芸誌。30年に渡り数多くの詩人やイラストレーターを輩出してきたが、2003年に惜しまれながらも休刊に至った。

 さらに、1978年から1987年まではサンリオSF文庫などの書籍も刊行。翻訳ものを中心に、他の出版社から出ていたSF文庫にはない、知名度の低い作家の作品や、人気作家の知られざる作品を紹介してSFファンの支持を得ていた。あまりにもマニアックなラインナップのため商業的には成功しなかったものの、絶版後に価値が急上昇。90年代には古書店で高値がつき、ものによっては万単位ということも。今となっては古書店でもほとんど見かけなくなり、SFマニアの間でも幻の存在となりつつある。

 SFはサンリオとはかけ離れた世界のように思えるが、実はそうでもない。というのも、サンリオの関連会社には、ロボット開発を手がける「ココロ」という企業があるのだ。フィクションのロボットより現実のロボットのほうが、ビジネス的にも魅力だったようだ。

 by シゴトの計画

区切り

キティちゃんは、日本が世界に誇る人気キャラクターですよね。その生みの親であるサンリオがSF文庫からロゴットまで手掛けていたとは。以外でもあり納得でもあり、ですね。

 (開運編集部 S)     タイトル:SF


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2010年03月09日| この記事をはてなにブックマークはてなにブックマーク この記事をTwitterに投稿する人気ブログランキングへ

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