チベット死者の書|

人は死ぬとどうなるのか? チベットに伝わる死者をあの世に送る経典
人は生まれて、必ず死ぬもの。死んだら人はどうなってしまうのか?
昨年1月に発売されたDVD「チベット死者の書」をご覧になった方も多いと思います。 宮崎駿さんは、このチベット死者の書の映像をもののけ姫を作りながら何度も見たそうです。 大滝秀治さんのナレーションともののけ姫のBGMにそっくりな音楽で、思わず『や○や』のCMをつい思い出してしまいました。 あのCM作った人もこれみてたのかなって。
ところで、みなさんは今までに、人が死にゆくところに、立ち会ったことはありましたか? わたしは、一度もありません。ですので、どんな感じなのかは全くイメージがないのです。
チベット死者の書は、死んで行く時の事を学んでいく本なのです。 死ぬということは必ず誰にでも起こる事なのです。 なのに、死んで行くってどういうことなのか?私たちは学ぶ機会がありません。 また、誰も教えてはくれませんね。それはそうです。死んだ経験がないのですからあたりまえです.。 昭和の二十年代、医者と同様に、易者の国家資格が検討されたそうですが、これは見送られました。 それはそうですよね、この先どうなるかのジャッジメントができる人は存在しませんから。 でも、それに近いお話です。
死者の書、つまりバルド・トドゥルは死を迎えている人のそばで、四十九日もの間、死の教えを唱えるのです。 バルドとは、死と生の中間状態のことで、一般には中有(ちゅうう)と訳され、死者が次の生に至るまでの期間の事を指します。 トドゥルとは 「聞いて解脱する」ことを意味します。
ラマ(師僧)の仕事は、死者の肉体が疲れ切らないうちに、バルド・トドゥルを唱え、死者の意識を肉体から離してあげ、 バルドへ行く死者を怖がることのないように道案内することなのです。
これは、人間の体の機能の中で、最後まで働いているのが耳だからバルト・トドゥルの意味があるのです。 私の知人で生き返った人がいます。死んだと思った医師と看護婦は、間違っても口にしてはいけないことを 彼女の枕元で言っていたそうです。それを聞いた彼女が悔しくて戻ってきたのかどうかはわかりませんが・・・・・。

2010年02月23日|
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