ヒトの自然治癒力に働きかけるホメオパシー
ヒトの自然治癒力に働きかけるホメオパシー
ホメオパシーが日本に紹介されたのは1990年代後半。
ヨーロッパではホメオパシーが多く用いられていて、
イギリスでは1948年に国民健康保険に取り入れられています。
ホメオパシーとは?______________________
ホメオパシーという言葉はギリシャ語のhomoisu(類似の)とpathos(病気)に当たります。 [似たものが似たものを治す」という考え方は古代ギリシャ時代からあり、医学の父と呼ばれる ヒポクラテス(紀元前460年頃ー375年頃)、中世のパラケルスス(1493−1541年)から現代へと引き継がれています。 例えば、鼻水に悩む花粉症の患者にタマネギのレメヂィを、不眠症にはコーヒーのレメヂィを処方することで、健康な人に与えたら、患者が悩まされているような症状を引き起こすものをあたえることをいいます。レメヂィは幼い子供から高齢者までが行える様な、直径数ミリの小さな砂糖玉(乳糖と蔗糖の混合物)で、表面には植物や鉱物などから作られた希釈液が浸透させてあり、これを口の中でゆっくりと溶かします。
自然治癒力に働きかける___________________
ホメオパシーでは、治療の対象が疾患ではなく、「病気の人」が対象。言い換えると、どんな病気にでも効く可能性があるということにもなります。
医療の現場では次のような場合に、統合的にホメオパシーを用いることができます。
・従来の治療が効果的でない場合
・従来の治療を行うことが安全でない臨床的な状況
・従来の治療では副作用が起こるので受け入れることができない場合
・従来の治療薬の投与量を削減したい場合 ホメオパシーでは病気の人を心理的
・社会的側面を含めてホリスティックに理解し、
その全体像をひとつのパターンとしてとらえ、それにもっとも似ているパターンを持つ
レメヂィを選んで服用させ、自然治癒力に働きかけます。
ホメオパシーの創始者__________________ _
サミュエル・ハーネマン(1755−1843年)。 ハーネマンは、瀉血(血を抜くこと)を中心とした当時の医学に失望し、翻訳家に転身。
ウィリアム・カレンの「マテリア・メヂィカ」を翻訳中、ハーネマンはキナ皮がマラリアに効くという記述に疑問を持つ。
そこで、自らキナ皮を服用してみると、まず手足の冷えが起こり、眠くなり、動悸がして不安になり、
身震い、四肢の虚脱、頭痛など、マラリアと同じような症状が出現し、その後2,3時間で消えた。
このことからハーネマンは、病気を治療する薬は、それを健康な人に投与した場合、
病気と同じような症状を引き起こすことができると気づき、この現象の後に治癒が起こると考えた。
その後、ハーネマンは中毒症状を引き起こすものを中心に、自然界のさまざまな動植物や鉱物から
作られたレメヂィを健康な人に与えてみて、そこに現れる症状を、それぞれのレメヂィ像として
記録していき、3000種類をこえといわれています。
2010年03月26日|
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